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【新品本物】菓子器赤志野志野　紅志野古絵志野時代桃山向付共布付共箱美濃蓋物古志野志野

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４箇所の箆削（へらけず）り。

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すすき絵。

これは赤志野と言うより、紅志野でしょう。鼠志野と赤志野は、文様に白い部分があること。共箱に「志野菓子器」とあります。「古」がないので、その箱は、現代物の合わせ箱ではなく、その当時の物ではないですか。ちょうど、串団子（くしだんご）が入る容量（画像３）。蓋表（ふたおもて）に、箆（へら）で４箇所、削（けず）りがあり、手の込んだ造形です。また鉄絵も千鳥、橋、内部もススキ紋です。1553~58頃、織田信長は、美濃地方の織部焼、志野焼等の陶磁器の生産地を庇護・擁護し生産を育成しました。続く豊臣秀吉もそれを継承、大茶会などは知られています。本品の時代背景はいかに？現代物は、例え人間国宝物でも、味わいが無い。それは、釉薬によるものなのでは。織物で言えば、化学染料と植物染料があるように、陶磁器の釉薬にも、それがあるように思えます。自然な鉱物原料からの釉薬か化学物質の釉薬か？