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人気スポー新作 HGUC1/144 レッドライダー(全塗装完成品) 完成品

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商品の詳細

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アグレッサー主役機体レッドライダーです

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顔面のバイザー解放形状を(選択)製作

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初期装備の100mmマシンガン&シールド

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ソード内蔵マシンガンは専用の手首で保持

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ツヴァイ・ハンダーは巨大な剣に変形可能

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ビーム刃のエフェクトも蛍光グラデ塗装です

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標準のビームサーベルもグラデ塗装

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※撮影のためアクションベース使用

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足の裏がみえる画像

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出品内容一式です

製品：バンダイ HGUCシリーズ
サイズ： 1/144スケール
使用頻度：2024.01/17完成

備考：プレミアムバンダイ限定キット

「機動戦士ガンダムアグレッサー」主人公機レッドライダーです。ペイルライダー計画の試作二号機。これもまたヨハネ黙示録から第二の騎士の名を冠されたモビルスーツ。「HADES」プロトタイプ「AREUS」を搭載し起動状態になるとカメラ類が変色・各部排熱発光する、オーバーヒートと隣り合わせスタイルの機体です。

元ネタとなっているペイルライダーとは系列機のなかではいちばん外観が近似した外観。顔面バイザーの色/開閉を選択してつくる仕様の製品になっており、この作例ではバイザー展開状態でゴールドカラーのツインアイに仕立ててあります。

武装は劇中序盤から使っていた陸戦ジム用のもののほか、ジャブロー到着後から使用する可変装備ツヴァイ・ハンダーまで手広く製品仕様に含まれています。

この作例の外観は塗装配色の面で私の作例お約束パターンのブラック面追加アレンジ、工作面では肩アーマー下部にスラスター形状を追加し排熱部表現とする等のディテール工作。そのほかバンダイの手抜き造形のつま先空洞箇所を補填、メッキビーズノズル&ピン打ちリベット工作、などのデフォルト工程をひととおりおこない、デカール使用では機体にちなんでレッド系の書体デザインを多用。アグレッサー部隊エンブレムも水転写デカールとして新規に描き起こし使用しています。

キット構成への工作点

頭部のロッドアンテナとアゴの先端レッド部を「あとハメ工作」。ヘッド部は接着ライン合わせ目ラインをペーパー処理せねばならないのでこんな細長い突起物がついたまま工作と塗り分け塗装を続けていくのは苦行です。全工程を終えたあとで簡単に上から差し込んで取り付けられるよう、パーツを切り離して構造を加工してあります。

額のガードであるレッド部側面にドリル開口モールド追加。わたしの出品するジオン系のMSなどでもおこなっている、造形の無い面へのアクセントづけ工作。

肩アーマー下面に四角いバーニアノズル形状追加。同日出品したホワイト&ブラックライダーと違い両腕まわりに固定装備もなく腕周りの動きに余裕があるのでこの造形を追加。バーニア類が多めなら機動性が高く見える～的な安易な発想もありますがペイルライダー系は発熱露出部を多く見えるようにしたほうがヤバさの演出として効果的になるという思惑。コトブキヤ製MSGの角バーニア(ランナーP-116)から正方形のものを使用。

足裏つま先の肉抜き構造を補填工作。HGUCリヴァイブ版ガンダムと同様なバンダイの手抜き造形箇所。プレミアムバンダイ限定キットという御大層な肩書きにもかかわらずHGUCペイルライダー系製品のすべてで見られる欠点です。手法としてはポリパテを充填して空洞を塞ぎ平面化。そこへゴールド部の爪アンカーをコトブキヤMSGの角モールドⅡ(ランナーP-125)で×2ずつ追加してあります。同日出品したほかのペイルライダー系機体とは3機とも別形状のパーツを使用してあるので見た目に若干の差異をつけています。画像９の足の裏がみえる画像などをご参照です。

ランドセル側面の小さな「〇(まる)」い凹部にマルイチネジ形状(ガンメタル色)のパーツで造形を追加。この機体の武装で隠れがちな小さな造形ですが、パネル前後面の分割ラインとあわせた浅い凹モールドがあります。ランナーが金型から抜かれる側面側なので無理からぬものではありますが、原型ペイルライダー製品などとの共通ランドセルなため以前から気になっていたので、きちんとそれらしい造形を凹造形にはまるよう上乗せして処理しました。

ツヴァイ・ハンダーのビームエフェクト先端を研ぎ出し。サーベル類に使われる柔らかい材質なのでヤスリ等の刃がたちづらいのですが、必殺武器なのに安っぽくみえてしまう丸みだったので研ぎ出してあります。

また、私のこれまでの出品作例にもあるようにメッキビーズ使用による細部ノズル追加工作とステンレス針を打ち込んでのピン打ちリベット追加工作もおこないました（彩り追加の工作）。

全体の基本的な製作は各部接着を経ての合わせ目処理＆パーティングライン処理・サーフェーサー・ガイアカラーによる塗装（つや消しコート含む）。ガンプラを完成製作させるスタンダードな工程でおこなっています。スミ入れはタミヤのエナメル塗料流し込み。色はグレーまたはブラウン系を使用しています。スミ入れ塗料が定着しにくい形状の部分などには0.05mmマーカーでのふき取り手法も使用しています。

塗装パターンは基本配色をベースとして、AREUS起動状態の排熱ダクト発光状態での塗装。顔面部はツインアイ形状が露出した形状を選択使用。

ホワイト部は大腿部などで前後面の明るさを変えるなど2色のパターンを組み合わせる手法も使用。

私の作例でお約束になっている配色変更アレンジ(ブラック面の追加)などもあり。

肩アーマーの上面/上腕部前面/前腕部前面/ヒザ装甲サイド/脚部後方スラスター外装面

グレー化を腰サイドアーマー

胸部ダクトまわりはホワイト化など。

マシンガン類は銃口部・機関露出部・グリップなどで配色を細分化。初期装備タイプのシールドは陸戦型ジム用そのものということでオレンジ色。

ビームサーベルはペイルライダーと同じく腰サイドアーマーのサーベルラックに挿す仕様になっていますがこの構造はサーベルグリップのビーム発生部まわりを思い切り引っいて塗装をはがしてくれるダメ構造。この対策としてこの擦過面のみをベルトライン的に塗装しておらずランナー成型色のホワイトを露出させています。はがれる塗装が最初からなければ傷つく汚れも発生しないという寸法。

排熱発光ゴールド部はスターブライトプラス。

バーニア内径色はイエロー系。

フレームや関節類の塗装にはグレーではなく調色したガンメタルを使用。純色グリーンを混ぜての緑色寄りのガンメタル。ヒザ関節のインナーフレームはパールゴールド。足裏の爪モールドにはゴールド系による塗り分けもおこなっています。これらメタル系は外装部と違いクリアー表現です。

以下、カラーガイド(※比率の%は曖昧な感覚的数値です)

ホワイト部ホワイト95% ミディアムブルー5% シャドー部にはミディアムブルーで暗くしたものを使用

レッド部スカーレット70% ブライトレッド30% シャドー部にはブライトレッド100%を使用

グレー部ミディアムブルー90% ウルトラブルー10%

イエロー部オレンジイエロー70% ホワイト30% シャドー部にはオレンジイエローを使用

ブラック部ブラック80% ホワイト20%

関節などのガンメタル部シルバー60% 純色グリーン20% ブラック20%

ゴールド部スターブライトプラス100%

細部に使用した市販品デカールは主にハイキューパーツ製。RBコーションデカールを主体に使用。ホワイトの面へはレッドもしくはグレーとのツートーンの書体で、レッドやブラック等の濃い発色の面へはホワイトの書式でおこなっています(レッドライダー機体色と同系色を選択)。

ピン打ちリベット工作をおこなった0.6mm開口部にはハイキューパーツ製NCデカールを使用。書体表記と貼り付け面積が極小すぎて使用が困難なほどに精密な絶版品デカールです。

ナンバリング「02」「2」はTRデカール(胸部左ダクト/左足つま先)。左前腕の「02」はバンダイ製水転写デカールのGP02用を使用。

そのほか一部でクラウドデカールも導入して細部表記に使用してあります。

自作品の水転写デカールも数種を使用。クリアデカールにレーザープリンターで印刷したもので水ににじむ心配なく使用できるものです。定着にはかなり強めな軟化剤(10秒もつけるとデカールが溶解するハードタイプ)を使用。

1. 地球連邦軍「E.F.S.F」(レッド)表記。汎用性がこのうえなく高いので独自にテキストからデータを描きだして加工・編集し自作したもの。使用箇所は腰フロントアーマー左側/右大腿部前面/腰リアアーマー右側

2.アグレッサー隊エンブレム。交差した剣に黒いドクロをかけたデザインの部隊エンブレム。キットにシールのものが付属していますがもちろんコーティング塗装する都合上使用不可能なので水転写デカールとして独自に作り直しました。原型デザインそのままに作りましたがドクロの絵柄の頭部にハイライトをつけるアレンジをおこなってあり、サイズも調節してあります。使用箇所は陸戦ジム型シールドに使用。どうせなら機体各所に何か所か使用したかったのですが、このレッドライダーのウェラブルアーマー形状のせいでエンブレム使用の定番スペースである肩アーマー前面やヒザ装甲前面にあるべき「平面」がモールド付きの装甲でふさがれており、「EFSF」等の優先すべきほかの表記を使用していくとふたつめを使用できませんでした(泣)。

3.機体形式「RX-80RR」(レッド表記)。公式資料にあわせて作成したレッドライダーの型式表記。レッドの書体にブラックのシャドーつき表記にすることで視認しやすいデザインにしてあります。使用箇所は腰リアアーマー右側/両足首側面/陸戦ジム用シールド

4.ナンバリング「02」(レッド)。右腕に使用。絶版状態の市販品デカールをカラー・サイズ等にバリエーションつくり独自で編集したものです。

5.アナハイムエレクトロニクス「AE」。連邦軍MSにまんべんなく使用可能なので独自にカラーとサイズにバリエーションを用意したもの。このレッドライダーではレッドの書体を使用しています。使用箇所は両脚スネの内側面/腰リアアーマー左側

6.ナスカ地上絵ハミングバード原型は市販品デカールに含まれていたものですがあまりに破れやすくて使いづらい製品だったので独自にテキスト表記などをリデザインして自作デカール化し使い勝手を改善したものです。使用箇所は腰フロントアーマー右側。

7.大腿部の細部表記(ブラック/レッドのツートーン)。私のデカール使用パターンではお約束になっている、左右いずれかの大腿部前面に使用する文字密度の高いデカール部を、完全に新規で描き起こしたもの。いままでは市販品のそういったデザインを使用してきましたが長年同じものを使用してきて飽きたので先日これも完全自作で描き起こしました。この作例での使用箇所は左の大腿部前面。このほか大腿部の股の内側と両ヒザ装甲の外側面にも同じような意図でデザインした縦長ラインデザインのデカールも使用しています。

8.脚部のダンパーシステムの細部表記(ブラック)。私のデカール使用パターンでお約束になっている両脚の左右非対称図柄、その右脚側前面に使用している黒い四角っぽいデザインの図柄です。このレッドライダーではスネにではなく右の大腿部前面で使用してあります。

9.手首ナックルインパクト(レッド/ブラックのツートーン表記)。これまでにも使用してきたナックル細部表記に続く３作めのナックル部細部表記。昨年末出品していたパワードジムの頃から使用しています。

10.関節可動部警告表記BEWARE・CAUTION、腕部・腰側面の武装ラッチ、など諸々のお約束デザイン(歴代の自作デカールの累計)。製品版には無いデザインやカラーを使うため、前述したエンブレムのようなシンボル的なものだけでなく関節まわりの目立たせる警告表記などに多用しています。

機体各所にビーズ工作及びピン打ちによるメタル調細部ディテール工作もしてあります。色はゴールドメッキとピンクシルバー。レッドライダーの名称にちなんで赤味のはいったピンクシルバーメッキを選択使用しています。サイズは1.5mmと2mm。装着する箇所の配色別でゴールドとピンクシルバーの使用選択をおこなっています。

ピン打ちリベット工作に使用しているのは有頭5号針(針の軸側0.6mm)です。針の太さとドリル開口穴のサイズをあわせ、接着なしにスナップフィットさせて固定しています

機体本体以外の付属品は

ヒートソード内蔵100mmマシンガン劇中でエルザがジオンのノウハウも用いて試作したヒートソード内蔵の試作銃器。銃口の上下からバヨネットのように銃剣式の刃物が突き出す形状。刀身は設定上ヒート武器ですがグフのヒートサーベル同様にクリアー品で、材質はビームサーベルと同じく軟質性です。先端を鋭利に研ぎ出す加工もおこなってあります。半分格闘戦用の武器なので特殊なグリップ角度をしており、保持には専用形状の右手首を使用します。

ツヴァイ・ハンダー劇中でジャブローから実装された、巨大剣に変形展開するシールド装備。シールド左右両側面にあるブレード形状の片方がシールド先端を回転軸に展開し、機体全高に匹敵する長さのビーム刃を発生。シールド上部からグリップ部が突き出し(ここは差し替え)両手で振り回す片刃スタイルの大型ソードとなります。ビーム刃のエフェクト部は他のキットにはないレッドライダーだけの専用パーツです。

100mmマシンガン &

陸戦ジム用シールド劇中序盤から使用していた汎用武装。シールドにはアグレッサー隊エンブレムと機体形式表記つき

ビームサーベル×2 グリップ部の携行は腰にあるサーベルラックにて。劇中機仕様の再現で腰の右側にはマシンガンの予備弾倉があるので左側のみ装備なのがデフォルトですが、ペイルライダーの製品構造を引き継いでいる部分なのでサーベルはちゃんとふたつあります。また右側サーベルラック部のパーツも付属しているのでこれも完成させてあります。左右両側でサーベルを装着したい場合は差し替えでそのまま装備可能です。

手首バリエーションは純正手首ヒートソード内蔵マシンガン持ち手(右)/武器持ち手兼握り拳(左右) 全合計３つになります

ホイルシール(未使用)

マーキングシール(未使用) アグレッサー隊エンブレムの製品版シール

組立説明書

以上です。

今回出品した系列機３体のうちでは一番ペイルライダーに近い外観をしています。胸部にある肩関節引き出し構造はほかの二機と違い前方に出るのでサーベル系のアクション性にも優れ、極端な固定武装もないので自立性も良好です。主人公らしいモビルスーツといえましょう。

不満点は装甲の造形密度が高すぎて、エンブレム等の自作デカールをデカデカと貼るスペースが足りないところですかね。

ペイルライダー系列機を大好きな方々にこそどうぞ